GMは10日、米国内の17工場に、総額20億ドル(約1620億円)を投資すると発表した。
今回の投資は、工場の設備増強が狙い。中でも注目できるのは、ケンタッキー州ボーリンググリーン工場への1億3100万ドル(約106億円)の投資だ。これは、次期シボレー『コルベット』の生産に備えたものとなる。
また、オハイオ州のトレド工場には、2億0400万ドル(約165億円)を投資。燃費向上に大きく貢献する新型8速ATの生産体制を整える。
この他の15工場への投資に関しては、GMは順次その詳細を公表する予定。同社のダン・アカーソン会長兼CEOは、「GM車への需要増と米国経済の回復を信じている。だからこそ、今回の投資を決めた」とコメントしている。