【東日本大震災】人工衛星でネット接続を支援 JAXA

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インターネット接続による情報共有、IP電話による情報共有
  • インターネット接続による情報共有、IP電話による情報共有

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、東日本大震災の災害対策支援として技術試験衛星VIII型「きく8号」を使って人工衛星回線を接続した。

岩手県大船渡市から要請を受けた文部科学省の依頼で、大船渡市役所にきく8号の地上アンテナと可搬型通信実験用端末を設置、大船渡市役所~筑波宇宙センター間で、情報通信研究機構も協力して、きく8号による最大768Kbpsの衛星通信回線を接続した。

大船渡市役所職員のPCからインターネット接続して情報収集が可能になった。

今後、市役所や現地消防署などでのインターネットやIP電話を利用しての情報共有に活用される。

また、大船渡市役所に設置した可搬型通信実験用端末は、小型通信実験用端末で、移動・設置することが容易で、避難所からのインターネットによる情報発信が可能となり、今後の災害復興の円滑化に貢献する。

《レスポンス編集部》

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