新興商業地域にいち早くオープンしスタッドレスタイヤの需要先取りを狙う

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フジ・コーポレーション タイヤ&ホイール館フジ 石巻店
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インターチェンジ降りてすぐ。アクセス至便の好立地

タイヤ&ホイール専門店チェーンのフジ・コーポレーションは、「タイヤ&ホイール館フジ 石巻店」を10月29日にオープンした。宮城県内では仙台店、泉八乙女店、富谷店そして名取店に続く5店舗目となり、県北部の商圏をカバーする。

仙台から東北道・三陸道を経由しておよそ1時間弱、石巻河南インターを降りて1分と走らないうちに石巻店が見えてくる。「ここ数年でインター周辺の景色はガラッと変わった」と語るのは販売部 マネージャー高橋裕二氏。三陸道の開通に伴って巨大スーパーや家電量販店などの商業施設がつぎつぎとオープン、自動車ディーラーも多い。石巻店の前を走る道路は県道とはいえ片側2車線の広い道で、車でのアクセスも至便だ。

スタッドレスタイヤの需要が見込める東北の中規模都市圏の道路では、タイヤ&ホイール専門店やカー用品店が軒を連ねている光景を目にするが、石巻店周辺ではまだライバル店らしき規模のタイヤ店はない。ここが同店の狙いで、「現状は石巻駅周辺に立地するタイヤ店は多いが、インター周辺は数少ない。車でのアクセスに便利なロケーションを抑えて、今年のスタッドレス需要をいち早く取っておきたかった」(高橋氏)。

◆人気はヨコハマとミシュラン

実際、オープニングセールの出足はスタッドレスを中心に好調とのこと。昨冬はまれに見る豪雪で、それほど積雪も多くない太平洋沿岸部の石巻でさえ、かなり積もることがあったという。取材した日も、スタッドレス購入目的の来店客がつぎつぎとやってきた。「当店でのスタッドレスの人気銘柄はヨコハマ『アイスガード』とミシュラン『X-ICE II』。一般的には欧州ブランドのミシュランというと輸入車、比較的価格の手ごろなヨコハマは軽自動車やコンパクトカーというイメージだが、今のところ当店ではいずれのタイヤも軽自動車からミニバン、輸入車といったカテゴリーに関係なく満遍なく数が出ている」という。

客層も若年層から中高年までさまざまだが、「新聞やチラシを見て来店されるのは中高年層、インターネットを見て来られるのは若い方が中心。とくにホイールとタイヤをシミュレートできる『ホイールマッチング』は愛車に付けられるので、参考にしているという方は多いです」。フジ・コーポレーション ウェブサイトのホイールマッチングは登録台数729台を数え(11月24日現在)、同社の看板コンテンツだ。

◆地域一番店を目指す

店内には、各メーカーのスタッドレスタイヤを並べてゴムやトレッドパターンを見比べられるコーナーを設置。夏シーズンはエコタイヤを並べたが、これが好評だったこともありスタッドレスでも同様の比較ブースを置いている。

高橋氏は「目指すのは地域の一番店。タイヤやホイールの交換を思い立ったときに、“まずはフジ・コーポレーションに行ってみよう”と思われるような店作りをしていきたい。そのためには、新規のお客様を集めるだけでなく、いかにリピーターを増やすかが重要。魅力的な価格はもちろん、豊富な品揃え、適切な製品提案に加えて、交換の待ち時間を少なくするなど、ひとつひとつの積み重ねがリピーターを増やしていくものだと思う」。

タイヤ&ホイール館フジ 石巻店
宮城県石巻市蛇田字太田切12-3
TEL 0225-23-5001

《レスポンス編集部》

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