馬淵澄夫内閣府特命担当相(沖縄・北方対策)は2日、ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問したことに対して「極めて遺憾である」と、批判した。
馬淵氏は「(訪問は)我が国の立場と相容れない。我が国国民、とりわけ問題の解決を切望してきた元島民、返還運動関係者の気持ちを著しく傷つけるものだ」と、強調。
「政府の取るべき対応は、外務省を中心に議論なされるだろうが、沖縄北方担当として現時点で行えることは、末松義規副大臣に、いち早く行ってもらうこと」と、北海道根室市への副大臣派遣を明らかにした。
2日夕方にも、日程が調整される見込み。