アウディは6日、7月の世界新車セールスの結果を明らかにした。総販売台数は9万1400台で、前年同期比は7.7%増の伸びを確保している。
市場別では、西欧エリアが前年同月比8.9%減の5万0450台。インセンティブ終了の影響で、地元ドイツが19.5%減の1万8829台と落ち込んだ。しかし、英国は0.1%増の7120台、イタリアは0.6%増の5066台、フランスは5.8%増の4402台と堅調だ。
アジアパシフィック地域では、前年同月比49.1%増の2万4450台をセールス。このうち、中国(香港を含む)が53.3%増の2万0537台と、過去最高の販売台数となった。また米国でも、22%増の7817台と過去最高の実績を上げた。
アウディの今年1〜7月世界販売は、前年同期比17.4%増の64万6300台。アウディのペーター・シュヴァルツェンバウアー販売担当取締役は、「中国では『A6』と『A4』のロングホイールベース仕様や『Q5』を軸に、7月単月と1〜7月ともに、過去最高の販売台数を記録した」と、コメントしている。