BMW X5、累計生産台数100万台

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累計生産100万台目のX5
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BMWは8日、『X5』の累計生産台数が100万台に到達したことを明らかにした。デビューから11年で達成した記録だ。

初代X5は1999年、BMW初のSUVとして誕生。BMWはX5を、SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)と呼んだ。生産は、米国サウスカロライナ州スパータンバーグ工場が担当する。

2007年にはモデルチェンジを受け、2代目に進化。快適性やオフロード走破性をいっそう高めた。今年3月にはマイナーチェンジを実施し、さらに商品力を向上させている。また、BMWはX5に続いて、Xレンジを拡充。現在、『X3』『X6』『X1』の合計4モデルをラインナップする。

記念すべき累計生産100万台目のX5は、「xドライブ35i」グレード。N55型直噴3.0リットル直列6気筒シングルターボ(ツインスクロールタイプ)を搭載し、最大出力306ps/5800rpm、最大トルク40.8kgm/1200 - 5000rpmを引き出す。0-100km/h加速は6.8秒、最高速は235km/h。サファイアブラックのボディカラーに、ブラウンのネバダレザー内装を組み合わせた特別な1台は、中国の顧客に向けて出荷された。

米スパータンバーグ工場で生産されるX5は、世界120か国以上へ輸出。BMWは、同工場に7億5000万ドル(約700億円)を追加投資して設備を拡張しており、年内には新型X3の生産もスタートする予定だ。

《森脇稔》

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