クライスラー、アクセルペダル不具合で自主リコール

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コンパス2007年型
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クライスラーグループは1日、2007年モデルのダッジ『キャリバー』とジープ『コンパス』に関して、アクセルペダルの不具合による自主リコール(回収・無償修理)を行うと発表した。

今年5月3日、NHTSA(米運輸省道路交通安全局)は、ダッジ・キャリバーの2007年モデルについて、「ある一定の条件下で、踏み込んだアクセルペダルが戻りにくくなる危険性がある」として、調査開始を宣言。これを受け、クライスラーは社内調査を実施。その結果、2006年の5月7 - 19日の間に生産されたキャリバーとコンパスで、この現象を確認した。

そしてクライスラーは今回、両車の自主リコールを発表。対象台数は、キャリバーが3万4614台、コンパスが90台の合計3万4704台だ。その内訳は、米国向けが2万5336台、カナダ向けが5572台、メキシコ向けが2260台、その他の海外市場向けが1536台となる。

クライスラーは販売店において、対象モデルのアクセルペダルを早急に無償交換する計画。今年1月、同様の問題で米国トヨタ販売は、『RAV4』『カローラ』『カムリ』など8車種で、約230万台の自主リコールを発表している。

《森脇稔》

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