京セラは3日、米国のグループ会社の京セラ・アメリカが現地時間の6月1日より、太陽電池モジュールの生産を開始したと発表した。
京セラ・アメリカのサンディエゴ工場に太陽電池モジュールの生産設備を導入した。初年度は年産30MW規模で高出力大型太陽電池モジュールを生産、太陽光発電システムの需要が高まる米国市場で、太陽電池モジュールの生産能力を増強する。
京セラはすでにメキシコ・ティファナ市の工場で北米市場向け太陽電池モジュールを生産している。サンディエゴ工場と合わせて、北米市場への展開を加速する。
新工場では多結晶シリコン型太陽電池モジュールを生産する予定だ。