ヒュンダイモーターアメリカは2日、5月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は4万9045台で、前年同月比は32.8%増。11か月連続で前年実績を上回るとともに、5月の販売新記録を打ち立てた。
乗用車系では、新型を2月に投入した『ソナタ』が、前年同月比91.6%増の2万1195台をセールス。個人向け販売としては、ホンダ『アコード』の3万0077台、トヨタ『カムリ』の2万9295台に次いで、3か月連続で3番目に売れたミッドサイズセダンとなった。
また、高級4ドアサルーン&2ドアスポーツクーペの『ジェネシス』も、前年同月比19.3%増の2480台と好調。モデル末期の『エラントラ』も、41.1%増の9781台と健闘した。
SUV系では、09年12月に新型に切り替わった『ツーソン』が、前年同月比226.5%増の4395台を販売。しかし、マイナーチェンジを受けたばかりの『サンタフェ』は、5%減の6157台と失速した。
ヒュンダイの今年1‐5月の米国新車セールスは、前年同期比22.7%増の20万4577台。ヒュンダイモーターアメリカのDave Zuchowski副社長は、「魅力的な新型車投入によって、顧客はヒュンダイ車を選択肢の最上位に持ってくるケースが増加中」と、語っている。