トヨタ自動車とトヨタホーム、ミサワホームへの出資比率を引き上げ

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トヨタ自動車とトヨタホーム、野村プリンシパルファイナンスは28日、野村プリンシパルファイナンスの投資事業有限責任組合が保有するミサワホームの株式全株をトヨタホームに譲渡することで合意したと発表した。トヨタホームはミサワホームの株式を取得することで住宅事業での連携を強める。

野村プリンシパルファイナンスの投資事業有限責任組合の株式売却の申し入れに応え、ミサワホーム株559万3000株をトヨタホームが5月末をめどに取得する。トヨタホームはミサワホームに14.4%を出資することになる。

トヨタ自動車はミサワホームにすでに13.4%を出資しており、トヨタとトヨタホームを合わせたミサワホームへの出資比率は27.8%になる。

トヨタは2010年10月1日付で住宅事業を子会社のトヨタホームに移管し、住宅事業を完全分社化することを2009年10月に発表している。

トヨタホームがミサワに出資することで、これまでの資材の共同調達、土地の共同購入・分譲などの連携に加え、リフォーム事業などについても相互に連携を深める。一層緊密な関係の確立を図ることで両社の住宅事業強化と業績向上につなげる。

《編集部》

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