スズキは5日、今後のインド自動車市場に成長が見込み、それに対応するべくインドにある子会社、マルチスズキのマネーサル工場の生産能力を従来の1.8倍となる年産55万台に増強すると発表した。マネサール工場に170億ルピー(約330億円)を投じて設備を増強する。
新設備の稼動開始は2012年春の予定。これによりマルチスズキの年間生産能力は125万台となる。
マルチスズキの2009年の自動車生産台数は、96万6069台。前年比27.0%増となっており、フル生産状態のため、今回マネーサル工場の生産能力を増強することを決定した。