2月7日から“半分解消”…石神井公園駅周辺の開かずの踏切

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東京都・練馬区・西武鉄道は1月30日、連続立体交差事業の高架化工事が行なわれている西武池袋線石神井公園駅の一部を一般に公開した。来場者は、2月7日から稼動する同駅上り電車の高架ホームや線路上を歩き、真新しい軌道や資料パネルに目を向けていた。

一般公開現場から離れ、同駅の両端にある踏切へ行くと、クルマと人の長い列ができていた。

平日の朝7時から9時にかけて、同駅を通過・停車する上下列車の合計数は毎時50本弱で、約1分20秒に1本の割合で電車が往来することになる。同駅西側にある富士街道の石神井公園第1号踏切も、いわゆる“開かずの踏切”だ。

練馬区在住の男性ドライバーは、「この場所で踏切につかまっちゃうと、運が悪いときは10分以上も足止めをくらう。上り電車の矢印が消えて踏切が開くと思ったら、今度は下りの矢印が点いて、とね」という。

この富士街道の石神井公園第1号踏切を通る路線バスもある。吉祥寺駅と成増町を結ぶ吉60系統の西武バスだ。同社は「踏切手前の渋滞を見込んだダイヤを設定しているが、それでもラッシュ時などは大幅に到着が遅れる」と話す。

前出のドライバーは「これで立ち往生する確立が半分減ってくれればいい」と期待するが、いっぽうで「上下が高架化されないと、あまり変化は見られないのでは」という住民の声も。

踏切の長さは約半分短くなるのは確か。上り線が高架化されたあと、富士街道・石神井公園第1号踏切の長さは現状の13mから7mに短縮される。

この石神井公園駅周辺の「池袋線連続立体交差事業・複々線化事業(1期工事区間)」は2011年度末の完了を目指し、現在も整備が進められている。

《レスポンス編集部》

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