ポルシェAGは、子会社であるポルシェ・エンジニアリング・グループと同じく子会社ポルシェ・エンジニアリング・サービスの両社取締役会会長にマルテ・ラッドマン氏が10月1日付けで就任したと発表した。
前任者だったペーター・シェーファー氏は、親会社のポルシェ社に移り、主要部門のひとつであるシャシー開発部門を統括する。
ラッドマン氏はこれまでも、この研究開発会社2社の取締役会のメンバーであり、さらにセールス部門の部長も兼務してきた。会長就任後もセールス部門の指揮を引き続きとる。
また、ポルシェ・エンジニアリングのエンジニアリングとエレクトロニクス分野の責任者だったディルク・ラッペ氏は、経営陣に加わり、技術担当取締役に就任した。
ポルシェ・エンジニアリングは、世界中の自動車メーカーやサプライヤーからのコンポーネント、システム、モジュール、車両全体の開発を受託している。富士重工業が積極的に利用していることでも知られている。