クルマ通行禁止の踏切で列車と衝突

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5日、富山県滑川市内にある富山地方鉄道の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の列車が衝突した。クルマは弾き飛ばされて用水路に転落、運転していた51歳の女性が軽傷を負っている。現場はクルマの通行が規制された狭い踏切。

富山県警・滑川署によると、事故が起きたのは5日の午前9時35分ごろ。滑川市下梅沢付近の富山地方鉄道本線・西加積 - 西滑川駅間の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽乗用車と、通過中の下り試運転列車(2両編成)が衝突した。

クルマは押し出されるようにして線路際の用水路に転落して中破。運転していた51歳の女性は一時車内に取り残されたが、まもなく救出。打撲などの軽傷を負った。列車の乗員4人にケガはなかった。

現場は軽車両の通行は行えるものの、クルマの通行が規制された狭い踏切。警察では運転していた女性から過失往来危険容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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