タミヤは、電動RCカーの新製品『バギーチャンプ2009』を7月18日より発売すると発表した。バギーチャンプは1979年にタミヤが発売し、80年代のRCバギーブームを作り上げた原点とも言えるモデルで、根強いファンの声を反映し30年ぶりに復刻版として販売する。
バギーチャンプは、車体後部にモーターを搭載する後輪駆動方式、密閉式のギヤケースやバッテリー、RC装置を収納する防塵性に優れたメカボックス、オイルダンパー装備の四輪独立サスペンションなどを採用。オフロード走行に備えた本格派のメカニズムは、オンロード(舗装路面)用のRCカーが主だった当時のエポックメイキングとなった。
今回の復刻版バギーチャンプは、ボディは当時の金型を使用してイメージを残しつつ、各部の強度や性能を高めた。オリジナルのシャーシ構成を忠実に再現しながら、ギヤケースやサスペンションアームなどの金属部品は新たに金型を作り直して新造。オイルダンパーも構造変更によりダンパー効果を高めている他、駆動系には全てボールベアリングを使用して駆動効率を向上させた。
価格は3万5700円(車両本体)。走行には別売のRC装置、バッテリー、充電器が必要となる。