昭和シェル、サウジでCIS太陽電池発電事業プロジェクトに参画

自動車 ビジネス 企業動向

昭和シェル石油と100%子会社である昭和シェルソーラーは、サウジアラビアの国営石油会社であるサウジアラムコと、サウジアラビア王国内で太陽光を活用した小規模分散型発電事業の可能性の調査を開始することで合意した。

今回の合意を受け、今後行う基礎調査を経て、太陽光発電のパイロットプラントを建設し小規模独立型電力系統(マイクログリッド)への繋ぎ込みなどの技術検討をプラントで行う。この結果を受けて同国内での本格的な事業化へ移行する計画。
 
サウジ政府は経済基盤の多様化を積極的に進める方針を固め、その中核的な取り組みとして、国内に太陽光発電の導入を進めることを決定し、推進をサウジアラムコに委ねている。昭和シェルは15%の大株主であるサウジアラムコとはビジネス面でも関係が深いこと、太陽光発電できわめて高いレベルのCIS太陽電池技術を持つことから、昭和シェルがこの国家的事業を進める上でのパートナーとして選ばれた。
 
今後の調査により事業規模、領域などの詳細を決定、その内容に基づいて事業を円滑かつ効率的に推進するための協力体制を構築する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集