交通トラブルで口論の男性をボンネットに乗せたまま暴走

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車両接触を巡ってトラブルとなった相手の男性をクルマのボンネットに乗せたまま走行し、最終的に振り落として重傷を負わせたまま逃走したとして、埼玉県警は19日、34歳の男を殺人未遂容疑で逮捕した。逃走したことについては大筋で認めているという。

埼玉県警・朝霞署によると、逮捕された男は17日の午後10時5分ごろ、志木市幸町1丁目付近にある有料駐車場で、車両接触を巡って口論となった38歳の男性を自車のボンネットに乗せたまま発進。約600m先で故意に急ブレーキを踏み、男性を振り落として骨折などの重傷を負わせた疑いがもたれている。

男はそのまま逃走。警察では目撃証言や防犯カメラ映像から容疑車両を特定。任意で事情を聞いていたところ、逃走については大筋で認めたことから19日までに殺人未遂容疑で逮捕した。

調べに対して男は「振り落とした男性から“ドアミラーが体に当たった”と因縁をつけられた」と供述。「男性が進路を塞ぎ続け、警察に通報すると脅したため、怖くなって発進させた」などとも話しているようだ。

警察では負傷した被害者の回復を待ち、事件に至る状況について事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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