【トヨタ プリウス 新型発表】アイシン精機の電動ウォーターポンプを搭載

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トヨタ自動車の新型『プリウス』に、アイシン精機の国内メーカーとしては初となるエンジン冷却用電動ウォーターポンプが搭載された。車両全体の燃費を2%程度向上させる効果が期待できるとしている。

ウォーターポンプは、エンジンを冷却するための冷却水を循環させるポンプ。一般的な自動車のエンジン冷却は、ラジエーターを経由して外気で冷却された水を、エンジンの動力を利用した機械式のウォーターポンプでエンジン周辺に循環させている。

機械式のウォーターポンプは、出力する水の量がエンジンの回転数に比例して増加する構造で、循環させる冷却水の量を任意にコントロールするのが困難なため、エンジン冷却の最適化や、アイドリングストップ時やハイブリッド車のモーター走行時などエンジン回転が停止する場面での冷却などが課題だった。

今回、アイシン精機が開発したエンジン冷却用電動ウォーターポンプは、動力源がバッテリーとなり、動かしたいとき動かしたいだけポンプを作動できるようになったため、エンジンの冷却をより最適に近い状態にコントロールすることが可能となる。さらに、従来の機械式はエンジン回転によって駆動されていたが、バッテリー駆動とすることで、ウォーターポンプを駆動するためにエンジンにかかっていた負荷も軽減でき、エンジン周りの構造も簡素化できた。

エンジン冷却用電動ウォーターポンプは、5月20 - 22日にパシフィコ横浜で開催中の「人とクルマのテクノロジー展」のアイシングループのブースに展示される。

《レスポンス編集部》

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