漫然横断の女児をひき逃げした女を逮捕

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13日夕方、神奈川県綾瀬市内の市道で、道路を横断しようとしていた7歳の女児が進行してきた乗用車にはねられた。女児は一時は意識不明となる重体。警察は現場から逃走した22歳の女を後にひき逃げ容疑で逮捕している。

神奈川県警・大和署によると、事故が起きたのは13日の午後5時10分ごろ。綾瀬市大上1丁目付近の市道で、道路を横断しようとしていた7歳の女児が進行してきた乗用車にはねられた。

女児は数メートル弾き飛ばされて頭部を強打。一時は意識不明の重体となった。クルマはそのまま逃走したが、まもなく22歳の女が徒歩で現場に戻り、事故を起こしたことを申告。容疑車両は現場から約100m離れた駐車場内で発見されたため、この女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側1車線で、横断歩道や信号機は無い。女児は道路の反対側にいた友人の呼びかけに応じ、安全確認を怠ったまま、漫然と横断を開始したとみられている。調べに対して女は「考えごとをしていた」、「気が動転して、止まらずに走ってしまった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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