日本自動車工業会が30日発表した3月の国内四輪車生産実績は、前年同月から半減し、55万2071台となり、6か月連続で前年同月を下回った。世界的な販売不振により在庫調整のための大幅減産が続いた。
乗用車は前年同月に比べ50.7%減の46万8469台となり6か月連続のマイナス。トラックは同44.5%減の7万7856台、バスは同57.4%減の5746台だった。
メーカーではトヨタが前年同月比58.4%減の16万1436台。日産は同55.6%減、ホンダは同40.3%減、三菱は同62.3%減だった。スズキは同27.1%減、ダイハツは同11.8%減にとどまった。
大型車メーカーは、いすゞが同60.3%減、日野が同54.7%減、三菱ふそうが同69.4%減、日産ディーゼルが同76.4%減となった。