トーヨータイヤのプレミアムブランドである『プロクセス』シリーズに、静粛性と高速スタビリティを追求したコンフォートタイヤの「C1S」が追加された。
プロクセスC1Sは「CT01」の後継となるタイヤで、『クラウン』やレクサス『LS』などのラグジュアリーセダンを主なターゲット車種として開発されている。
トーヨータイヤ技術本部の守屋 学さんは「最近のプレミアムセダンは静粛性や乗り心地といった性能はもちろんのこと、高出力化により高速スタビリティの向上も重要なテーマとなってきています。そこでプロクセスC1Sは静粛性と乗り心地を“柔”、高速スタビリティを“動”として考え、“柔動”をコンセプトとして開発を進めました」
「これらの性能は相反するものですが、リブ基調の非対称パターンや内部構造を変更することで課題をクリアいたしました。また、構造やパターン、形状を最適化することで転がり抵抗もCT01よりも約10%低減させています」
「これらの性能によりプロクセスC1Sは、上質な移動空間を提供してくれるコンフォートクルージングタイヤに仕上がっています」とコメント。
トーヨータイヤといえばミニバン専用の『トランパス』シリーズが有名だが、セダンやスポーツモデルに向けたプロクセスシリーズもユーザーからの評価が高く、コストパフォーマンスの高さにおいても定評がある。C1Sはそのプロクセスシリーズの中でも、コンフォート性能においては最高品質を誇っており、さらに今回は高速スタビリティ性能が高められているのが魅力だ。
プロクセスC1Sはトータルバランスに優れたコンフォートタイヤを求める人にとっては、見逃すことのできないタイヤと言えるだろう。