漫然とバックのクルマ、後方に立つ女性を下敷きに

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16日午前、栃木県下野市内の民家敷地内にある駐車場で、クルマの後方に立っていた77歳の女性がバックしてきた軽乗用車にはねられた。女性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

栃木県警・下野署によると、事故が起きたのは16日の午前10時50分ごろ。下野市下坪山付近にある民家敷地内の駐車場で、77歳女性の運転する軽乗用車がバックしたところ、クルマの後方に立っていた別の77歳女性に衝突した。

女性は転倒したが、クルマはしばらく止まらずに進み続けたため、女性は下敷きとなった。通報を受けて駆けつけた地元消防に救出され、女性は近くの病院に収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡している。警察ではクルマを運転していた女性から重過失致死容疑で事情を聞いている。

調べに対して女性は「後ろの様子がよく見えなかった」などと供述しているようだ。警察では後方確認を怠ったまま、漫然とクルマをバックさせたことが事故に結びついたものと推測している。

《石田真一》

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