東洋紡と帝人ファイバー、製品の共同輸送を開始

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東洋紡績と帝人ファイバーは、両社の山口県岩国市にあるそれぞれの事業所から大阪方面に出荷する製品について共同輸送を開始したと発表した。

両社は、環境に配慮した物流活動の取組みの一環として、2008年度からCO2削減のため、共同輸送の実施について検討を重ねてきた。

両社の拠点が5km圏内と近い岩国地区を出荷元候補として取り上げ、両社の出荷先を検証した結果、大阪方面への製品をトラックで共同輸送することで、CO2排出量の削減が可能となり、物流のコストアップも発生しない見込みが立ったため、今回の取組みが実現した。

こうした取り組みは合繊業界としては初めて。今後も引き続き、両社による共同輸送の対象地区、対象製品の拡大、さらに同業他社へ呼び掛けを行うなどして、共同輸送の規模拡大を図っていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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