「CEATEC JAPAN2008」が30日、千葉市の幕張メッセで開幕した。同展はアジア最大級の最先端IT・エレクトロニクス展で、今回は804社・団体(うち海外27か国・地域289社・団体)が出展した。
会場はデジタルネットワークステージと電子部品・デバイス&装置ステージに大きく別れている。特にデジタルネットワークステージでは、最新の技術を結集した超薄型、究極の高画質、デジタル高音質などを実現した液晶、PDP、有機ELテレビ、さらにはウェブ対応IPTVなど、2011年のデジタル放送完全移行を見据えた製品群が並んでいる。
そのほか、「モバイルコンピューティングPLAZA」や「ライフコンテンツ フロンティア」、「オートモーティブ・スクエア」など特別展示や特別企画が目白押しで、会場を一回りすれば、最先端のITやエレクトロニクス技術を体感できる。
また、4日の土曜日には「ジュニア&キッズ電子工作教室」、「でじたるマンガ教室 For Kids」、「全日本ロボット相撲大会」、「学生のための仕事研究サポートイベント」も予定されており、家族で楽しめるようにしている。
CEATEC JAPAN実施協議会の間塚道義会長(富士通会長)が「非常に幅広い内容で、世界でも類を見ない展示会」というのもうなずける。
なお、同展は4日まで開催され、主催はCEATEC JAPAN実施協議会で、21万人の来場者を見込んでいる。