車線規制の指示を無視して進行、警備員をはねる

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4日深夜、千葉県銚子市内の国道356号で、道路工事に伴う交通規制の実施を行っていた男性警備員に対し、これを無視して進行してきた軽乗用車が突っ込んだ。男性は頭部などを強打し、まもなく死亡している。

千葉県警・銚子署によると、事故が起きたのは4日の午後10時ごろ。銚子市宮原町付近の国道356号で、道路工事現場で交通整理を行っていた60歳の男性警備員に対し、停止指示を無視して進行してきた軽乗用車が衝突した。

男性は数メートル弾き飛ばされて頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察はクルマを運転していた54歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

現場は片側1車線の直線区間。事故当時は工事が行われており、片側のみを使った交互通行(車線規制)が行われていた。調べに対して男は「工事中の看板に気を取られ、前に立っていた警備員に気がつかなかった」などと供述しているという。

《石田真一》

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