東海ゴム工業が発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比7.8%増の786億2200万円と増収となった。営業利益は同5.8%増の60億9800万円と増益だった。
日系自動車メーカーの自動車生産台数が国内、海外ともに順調に推移し、自動車用防振ゴムや内装材・ウレタン製品など自動車向けが堅調だった。天然ゴムや石油製品、鋼材などの原材料価格は上昇したものの、原価低減活動を徹底した。
経常利益は同9.0%増の62億3400万円。当期純利益は、棚卸資産の評価方法の変更に伴う特別損失を計上したため、同3.5%減の32億2400万円と減益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。