強引に踏切進入、荷台の重機が列車と接触

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15日午後、石川県金沢市内にあるJR北陸線の踏切で、遮断機が作動した後に進入してきた普通トラックと、通過中の上り貨物列車が接触する事故が起きた。トラックと、荷台に積載していた重機が小破している。

石川県警・金沢東署によると、事故が起きたのは15日の午後3時ごろ。金沢市百坂町付近にあるJR北陸線・森本 - 東金沢駅間の踏切で、遮断機が作動した後に踏切内へ強引に進入してきた普通トラックと、通過中の上り貨物列車(青森発/梅田行き)が接触した。

トラックそのものは対岸の遮断棹を押し退けて脱出したが、荷台に積載されていた重機が後方に1mほどはみ出しており、これが電気機関車の側部と接触。結果としてトラックも小破したが、人的な被害はなかった。

警察では運転手の強引な通過が事故につながったとして、過失往来危険容疑で調べを進めている。この事故の影響でJR北陸線は一部列車に最大約1時間の遅れが出た。

《石田真一》

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