日産、サスティナビリティレポート2008を発行

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日産自動車は、同社のCSR(企業の社会的責任)に関する考え方や活動をまとめた「サステナビリティレポート2008」を制作し、25日に開催する「第109回定時株主総会」終了後に、ウェブサイト上で公開する。

5回目の発行となる今回のレポートでは、CSRの進捗状況・目標をまとめた「日産CSRスコアカード」を昨年に続いて公開する。とくに前回示した2007年度目標に対する達成状況と2008年度の目標など、日産のCSRの進展を明確に報告する。

同社のカルロス・ゴーン社長は同レポートの冒頭で「ステークホルダーは持続可能性を重視し、企業に対して持続可能なビジネス手法を選択するよう強く求め、促す声が高まっている。持続可能性はもはや専門家の領域にとどまらず、あらゆる人が注目し、貢献しうるものとなった」と語っている。

同社では、CSRに関する戦略の推進やステークホルダー対応の強化などを図ることを狙いに、2005年4月に、広報部門内にCSRグループを設置した。2006年4月には「日産CSR方針」と「CSR重点9分野」を設定すると同時に、関係部門の部門長で構成する「CSRステアリングコミッティ」を設置、CSR重点9分野ごとの実績・目標を管理して、将来のオポチュニティやリスクを探るためのツールである日産CSRスコアカードを活用して、全社視点でのCSRマネジメントを進めている。

《レスポンス編集部》

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