積荷の余熱が原因でトラック炎上

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28日午後、三重県四日市市内の東名阪自動車道下り線で、走行中の普通トラックが突然燃え上がり、そのまま全焼する事故が起きた。運転していた男性は延焼前に車外へ脱出しており、ケガはなかった。積荷の鋳物から出火したものとみられている。

三重県警・高速隊によると、事故が起きたのは28日の午後0時50分ごろ。四日市市平津町付近の東名阪自動車道下り線を走行していた普通トラックの荷台から火が出ているのを、このトラックを運転していた63歳の男性が気がついた。

男性はトラックを路肩に停車させて避難したが、火の回りは早く、約45分で全焼した。運転の男性にケガはなく、後続車が巻き込まれることもなかった。

警察では出火の原因を調べているが、運転手は「鋳物(マンホールの蓋)を積載していた」と話しており、製造直後で余熱を持った積荷が荷台のカバーと接触。これが原因で火が回ったのではないかと推測している。

《石田真一》

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