アナログ・デバイセズ、ハイブリッドカー向けデジタル・アイソレータを開発

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アナログ・デバイセズ社は、電気性能要求が厳しい自動車環境で動作するように設計したデジタル・アイソレータ・ファミリー『ADuM1xxxW』を発表した。

今回投入したのは、2チャンネルの「ADuM120xW」、3チャンネルの「ADuM130xW」、4チャンネルの「ADuM140xW」。iCouplerデジタル・アイソレーション技術を、新しい電気ハイブリッド・カーの信頼性や品質要求に適合するように組み合わせることで実現した。ハイブリッド・カーのバッテリは600ボルトを超える電圧で動作することがあり、通常の車内エンターテインメント、セーフティ・システム、パワー・トレイン・システムを駆動している比較的低電圧の信号とは異なる。

このため、システム上重要な電子回路を絶縁分離する必要がある。同社の新しいデジタル・アイソレータは、モータ駆動やバッテリ・マネジメント・システムといった電気ハイブリッド・カー・システム向けに開発した。

これらの製品は、AEC-Q100認定の−40度から125度という自動車用温度規格に準拠した初のデジタル・アイソレータとなる。

《レスポンス編集部》

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