パイオニアは、通信モジュール対応型ポータブルカーナビゲーションの『エアーナビ』「AVIC-T10」を6月上旬に発売すると発表した。ナビポータル社が提供するテレマティクスサービスに対応している。
エアーナビAVIC-T10は、カーナビゲーションの概念を拡張する「身近なお出かけ情報端末」を新しいコンセプトとして開発。専用通信モジュールの接続により、いつでも様々な情報をユーザー専用サーバーからリアルタイムに入手できるため、カーナビの利便性が大幅に向上するとしている。
ポータブルカーナビゲーションという形態ながら、パイオニアのカーライフを創造する基幹ビジョンである「スマートループ構想」に基づいて、『サイバーナビ』や『楽ナビ』で実現している「リアルタイムプローブ」、「オンデマンドVICS」に対応することで、「スマートループ渋滞情報」を活用した最適ルート探索が可能。
パイオニア独自のリアルタイムコンテンツサービスにも対応し、様々なお役立ち情報の活用により、快適なドライブをサポートする。
また、ナビポータル社が提供する専用の「カーナビサイト」「PCサイト」「ケータイサイト」の3つのポータルサイトを連携して使用することが可能。自宅では「PCサイト」、外出先では「ケータイサイト」を使うことで、場所を選ばずドライブプランの検討や作成が可能だ。「PCサイト」「ケータイサイト」を使って目的地やルートの設定を行い、その情報をカーナビに送って利用することが可能になり、より簡単かつ便利にカーナビを使うことができる。
このほか様々なドライブ情報の窓口として、エアーナビからアクセスできる世界初のカーナビ向け専用Webサイト「カーナビサイト」で、ドライブ前、ドライブ中の情報取得ができる。
通信サービスについては、エアーナビ「AVIC-T10」の購入にあたり、パイオニアモバイルネットワークスと通信サービスの契約が必要となる。料金プランは2段階定額制。
●本体価格:オープン価格。
●エアーナビ通信サービス月額利用料:1029 -2079円