ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は17日、東京で会見し2008年の生産・販売計画を発表した。世界販売は、07年実績見込み比8%増の105万9000台と、今年に続いて過去最高を更新するとともに初めて大台を突破する計画とした。
このうち国内は、軽自動車が1%増の61万5000台、登録車が横ばいの1万台で計1%増の62万5000台としている。箕浦社長は軽自動車について、今年同様に31%台のシェアを確保「トップを維持したい」と語った。
一方、海外は主力市場のインドネシアでの新モデル効果などにより20%増の43万4000台と、大幅な増加を計画している。
生産は国内がトヨタ自動車からの受託車などを含み2%減の101万5000台、海外は自社、受託車、OEMともに大幅な増加を見込み36%増の45万7000台としている。また、世界生産は7%増の147万2000台と今年に続き、過去最高を計画している。