ブリヂストン、建設中の北九州新工場の生産能力を計画より2割増

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ブリヂストンは、超大型及び大型建設車両用ラジアルタイヤの需要増に対応するため、2009年下期から生産開始を予定している北九州新工場の生産能力を当初計画よりも増強すると発表した。

これに伴って佐賀工場で生産している建設車両タイヤ用スチールコードの生産能力も併せて増強する。投資総額は約320億円。

超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤは、主に世界各地の鉱山や採石場などで使用されている。世界的な鉱山資源の生産増加に伴い、大型建設車両の需要も伸長しており、タイヤの需要も高水準で推移する見通し。

同社は、昨年末に北九州に超大型、大型建設車両用ラジアルタイヤの工場建設を決定しているが、当初の予測よりも旺盛な需要が見込まれるため、これに対応して新工場の生産能力増強を決定した。

これに併せて、建設車両用スチールコードを生産している佐賀工場についても、生産能力も増強する。

北九州新工場の生産能力増強は、2008年下期より新建屋の増築工事を着工、2010年下期に生産を開始し、順次拡大していく予定。この結果、生産能力 (新ゴム量)は、2012年末までに日産約50トン増え、現在進行中の生産拡大計画完了後の時点から約20%アップする見込み。

《レスポンス編集部》

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