【Fニッポン】08年競技規則案…1大会/2レース制を導入

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【Fニッポン】08年競技規則案…1大会/2レース制を導入
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フォーミュラ・ニッポンを運営する日本レースプロモーション(JRP)は、16日に「2008年競技規則案説明会」を開催した。

発表によると、1大会/2レース制の導入、来年度から優勝が15ポイントとなる新ポイント制や、F1でお馴染みのノックダウン型の新予選方式「ステップアップ予選」などの追加を、日本自動車連盟(JAF)に提案するとした。新しいレース形式を追加することで、より魅力的で緊張感のあるレースを目指すとしている。

1大会/2レース制の目的は、2レース制にすることで各レースの距離を短くし、より緊張感が増すようにするとしている。それにより、スピーディかつ激しい順位変動が期待され、観客にとってより魅力的なレースを実現するという判断のようだ。また、スタートシーンが2回あることで、見所が増えるとしている。

また2レース制の開催概要は、各大会の主催者が従来の1レース方式か、2レース方式かを選択できる形とするようだ。第2レースのスターティンググリッドは、第1レースの結果がそのままグリッド順となる。

ただし、上位8台に関しては速いドライバーが後方に来る「リバースグリッド」。これは、世界ツーリングカー選手権などでも採用されている方式だ。

リバースグリッドを採用した理由は、第2レースの順位争いが激しくなる点がひとつ。そして8位を頂点とした中盤グループの新たな見所が生まれるとしている。サーキット各所でオーバーテイクシーンが増加することを期待しての判断のようだ。

《デイビー日高》

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