新日鉄 名古屋製鐵所、生産量の新記録を達成 

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新日本製鐵は、同社名古屋製鐵所が自動車用鋼板に対応する薄板系ラインをはじめとする各工程の生産性向上を図ってきた結果、6月単独式冷延ラインとして、月産生産量の日本新記録を達成したと発表した。

2号冷延ラインの月間生産量は19万1500トンで、従来最高だった同ラインの19万1200トンを抜いた。

自動車・家電・建材向け厚手冷延メッキ製品を主に生産する基幹ラインの2号冷延ラインの設備能力をフルに発揮するため、予防保全の徹底、通板速度ネックの解消などの改善を着実に推進してきた成果があらわれた。同時に、ロール原単位、電力原単位、オフゲージ長さなどの主要技術指標でもライン内新記録を達成しており、生産と品質・コストを高い次元で両立できたと、している。

《レスポンス編集部》

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