パトカーに追跡されていたバイクが転倒、運転の少年死亡

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18日夜、奈良県大和高田市内の国道166号で、赤信号を無視したとしてパトカーに追跡されていたバイクが、道路左側のガードパイプに衝突する事故が起きた。運転していた16歳の男子高校生は全身強打が原因で死亡している。

奈良県警・高田署、自動車警ら隊によると、事故が起きたのは18日の午後9時55分ごろ。大和高田市市場付近の国道166号をパトロールしていた自動車警ら隊のパトカーが、交差点の信号を無視して通過するバイクを発見。ただちに停止するように命じた。

バイクはこれを無視して逃走。40-50km/hの速度で約2分間に渡って逃走したが、追跡するパトカーの様子を確認するために後方を振り向いた直後、斜行して道路左側のガードパイプに激突した。運転していた16歳の男子高校生は路上に投げ出された後、そのまま滑走して側溝に転落。この際に頭を強打し、収容先の病院で死亡している。

現場は見通しの良い直線区間。警察ではバイクの脇見運転が事故の原因とみている。

《石田真一》

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