逆走事故は覚せい剤が原因---再逮捕

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今年4月、岐阜県岐南町内の東海北陸自動車道で逆走車と順走車が正面衝突し、3人が死傷した事故について、岐阜県警は11日、逆走車を運転していた48歳の男を危険運転致死傷容疑で再逮捕した。覚せい剤使用によって酩酊状態だったと判断された。

岐阜県警・高速隊によると、問題の事故は4月5日夜に発生した。岐南町平島3丁目付近の東海北陸自動車道上り線を順走していた37歳の男性が運転する乗用車に対し、本線を逆走してきた乗用車が衝突した。双方のクルマは大破し、順走車の助手席に同乗していた33歳の女性が死亡。双方の運転者が重傷を負った。

逆走車を運転していた男からは覚せい剤の成分を検出したことから、警察は覚せい剤取締法違反(使用)で男を逮捕。検察も同罪で起訴していた。

その後の調べで「運転中も覚せい剤使用による酩酊状態であり、正常にクルマの運転をできなかった」と判断。これが逆走に至った理由の最たるものだった可能性が高いとして、薬物原因の危険運転致死傷容疑で再逮捕した。

《石田真一》

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