公道走行の旧車会メンバー、35人を摘発

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岡山県警は10日、岡山県和気町内の公道を不正改造車で走行したとして、いわゆる「旧車会」のメンバー35人を道路交通法違反や道路運送車両法違反の現行犯で検挙した。同町内のサーキットで旧型の改造バイクを集めたイベントが行われており、検挙されたのはその参加者だという。

岡山県警・交通指導課によると、道交法違反や道路運送車両法違反で検挙されたのは、岡山県や大阪府、広島県に住む「旧車会」のメンバー35人。この35人は不正に改造したバイクやクルマで和気町大中山付近の町道を走行した疑いがもたれている。

この日、同町内にあるサーキットでは旧型車を集めたイベント(走行会)が行われており、警察ではイベントの参加者や見物客が不正改造車で集結する可能性が高いと判断。約100人体制で交通検問を実施した。

イベントには約600台が集結。うち400台はトラックなどに搭載された状態で運ばれたが、近県から集まった約200台は自走で会場を目指したという。検問ではこうした車両の中からマフラーを改造したものや、ナンバープレートを容易に読み取れない状態にしていたクルマを摘発したという。

《石田真一》

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