泥酔ドライバー、前走車を弾き飛ばす

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5月31日未明、栃木県小山市内の国道50号で、走行中の乗用車が前走する軽ワゴン車に衝突。このクルマが押し出された弾みでガードレールに衝突する事故が起きた。被追突側の運転者は死亡。追突したクルマは逃走したが、その後に53歳の男が逮捕されている。

栃木県警・小山署によると、事故が起きたのは5月31日の午前1時25分ごろ。小山市小袋付近の国道50号を走行していた51歳の男性が運転する軽ワゴン車に対し、後ろから進行してきた乗用車が追突した。クルマは押しだされるかたちで道路左側のガードレールにも激突して大破。男性は近くの病院に収容されたが、出血性ショックが原因で間もなく死亡した。

追突してきたクルマは現場からそのまま逃走したが、後続車を運転していた男性が事故を目撃したことから追跡。クルマを乗り捨てて、さらに逃走しようとしていた53歳の男を説得し、現場に連れて戻った。男は業務上過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ、酒酔い運転)の容疑で緊急逮捕されている。

男は立っていられないほどの泥酔状態。アルコール検知の結果、呼気1リットルあたり0.55ミリグラムのアルコール分が検出されている。調べに対して男は前日の夕方から酒を飲んでいたことを大筋で認めているという。

《石田真一》

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