スズキは、ハンガリーの四輪車製造販売子会社マジャールスズキ社が10月6日に四輪車の生産累計100万台を達成したと発表した。
マジャールスズキ社は、1992年10月に1.0リットルと1.3リットルの四輪車『スイフト』(日本名『カルタス』)の生産を開始した。以来これまでに『ワゴンR+』、『イグニス』、現行スイフト、『SX4』をハンガリー国内及び欧州市場向けに生産し、14年間で100万台を達成した。100万台目はスイフトだった。
マジャールスズキ社は、スズキの欧州での四輪車生産拠点で、現在フル稼働の状態が続いている。スズキの中期5カ年計画では、2010年3月期に、欧州での四輪車販売台数35万台達成が目標の一つで、現在16万台の生産能力を2008年度には30万台に増強していく計画だ。