エアコンの操作で前を見ずに運転、女性はねられ死亡

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9日夜、茨城県潮来市内の県道で、道路を横断していた75歳の女性が走ってきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。警察では乗用車を運転していた30歳の男性から事情を聞いているが、機器操作に伴う前方不注意が事故原因とみている。

茨城県警・行方署によると、事故が起きたのは9日の午後7時55分ごろ。潮来市潮来付近の県道で、道路を横断しようとしていた75歳の女性が、左方向から進行してきた乗用車にはねられた。乗用車はほとんど減速しないまま女性に衝突。女性は数メートル弾き飛ばされ、近くの病院に収容されたが、事故から約4時間に全身強打が原因で死亡している。

現場は片側1車線で、見通しの良い直線区間。警察では乗用車を運転していた30歳の男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「エアコンのスイッチを操作していて、横断していた人には気づかなかった」と供述しているという。

警察では機器操作に伴う前方不注意が事故の主因と見て、さらに調べを進める方針だ。

《石田真一》

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