軽トラックが歩道の親子直撃、飲酒運転が原因

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9日夕方、滋賀県東近江市内の県道で、走行中の軽トラックが道路左側の歩道に乗り上げ、歩道を歩いていた31歳の女性に衝突する事故が起きた。この事故によって、女性が腕に抱いていた生後8カ月の女児が死亡。女性も意識不明の重体となっている。

滋賀県警・東近江署によると、事故が起きたのは9日の午後5時15分ごろ。東近江市五個荘北町屋町付近の県道を走行していた軽トラックが道路左側に逸脱。そのまま歩道に乗り上げ、前方を歩いていた31歳の女性の背後から衝突した。

女性は軽トラックに弾き飛ばされるようにして転倒。この際に女性の腕に抱かれていた生後8カ月の女児(女性の長女)も投げ出され、頭を強打して間もなく死亡。女性も近くの病院に収容されたが、頭部強打で意識不明の重体となっている。

警察では軽トラックを運転していた27歳の男を業務上過失致傷と道路交通法違反(酒気帯び)の現行犯で逮捕。容疑を同致死傷に切り替えて調べを進めている。男は「午前中からビールを飲んでいた」と供述しており、警察では正確な飲酒量について調べを進める方針だ。

《石田真一》

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