縁石接触に驚いて過剰にハンドル操作?

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3月27日午後、栃木県茂木町内の県道で、対向車線側に逸脱してきた大型コンクリートミキサー車と、乗用車が正面衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、助手席に同乗していた女性が死亡。運転していた男性も重傷を負っている。

栃木県警・茂木署によると、事故が起きたのは3月27日の午後0時30分ごろ。茂木町牧野付近の県道で、対向車線側に逸脱してきた大型コンクリートミキサー車と、71歳の男性が運転する乗用車が正面衝突した。

乗用車は衝突によって大破し、助手席に同乗していた69歳の女性が胸部強打が原因で間もなく死亡。運転していた男性も腕の骨などを折る重傷を負った。警察では逸脱したコンクリートミキサー車を運転していた58歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。女性の死亡後は容疑を同致死傷に切り換えて調べを進めている。

現場は片側1車線で、コンクリートミキサー車から見た場合には左カーブの上り坂。車両は道路左側の縁石に乗り上げ、その後に対向車線に逸脱したとみられる。警察では縁石への乗り上げに驚き、右側へ過剰にハンドルを操作した可能性も考えられるとして、男から事故当時の詳しい状況を聞く方針だ。

《石田真一》

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