飲酒起因でひき逃げの中学校教頭、危険運転で逮捕

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2月27日深夜、福島県会津若松市内の国道49号で、対向車線側に逸脱してきた乗用車と順走していた軽自動車が衝突し、軽自動車側の2人が軽傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、翌日までに47歳の中学校教頭が危険運転致傷や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕されている。

福島県警・会津若松署によると、事故が起きたのは2月27日の午後10時35分ごろ。会津若松市神指町高久付近の国道49号で、対向車線側に逸脱してきた乗用車が順走していた軽自動車と衝突した。双方のクルマは小破。軽自動車に乗っていた男女2人は打撲などの軽傷を負ったが、乗用車はそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。目撃情報から同市内に在住する47歳の中学校教頭の男が運転していたものと断定。任意で事情を聞いていたが、この結果として男は同日の午後6時ごろから事故直前の午後10時ごろまで市内の飲食店で日本酒を中心に大量の飲酒を行い、酒気帯び状態だったこともわかった。

このため、警察では2月28日未明に男を危険運転致傷と道交法違反の容疑で逮捕した。酒席には男が勤務する中学校の校長も同席していたという。

《石田真一》

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