ホンダ、納豆を使って健康食品事業に参入

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ホンダの子会社ホンダトレーディングは、健康食品事業に参入すると発表した。

ホンダトレーディングは、日本の伝統食「納豆」の持つ健康面に着目し、ナットウキナーゼの発見者である倉敷芸術科学大学の須見洋行教授とともに工業化へ向けた研究開発を進めてきた。また、ナットウキナーゼの構造に関する特許の専用実施権を取得している。

今回、工業化に成功し、納豆の原料を供給、健康食品事業に参入する。

2006年3月から日本での原料供給を開始するとともに、ホンダトレーディングの持つ海外ネットワークを利用し、今後はアメリカをはじめとする海外への展開も予定している。

ナットウキナーゼは納豆に含まれる機能成分で、血栓予防効果が注目され近年の納豆ブームの牽引要素として広く認識されている。納豆が苦手な人でも気軽に摂れるサプリメントとしての国内市場は年間150億円と推定されており、アジアやアメリカでも認知度が高まっている。

《レスポンス編集部》

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