ゴミ収集車、投棄場所にクルマごと転落

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19日午前、熊本県熊本市内のゴミ焼却施設で、集めたゴミを投棄するための「ピット」と呼ばれる施設にゴミ収集用の普通トラックが転落しかける事故が起きた。運転していた男性はピット内に飛び降りたが重傷を負っている。

熊本県警・熊本東署によると、事故が起きたのは19日の午前9時30分ごろ。熊本市戸島町付近にあるゴミ処理場(熊本市東部環境工場)で、収集車が集めてきたゴミを一時的に保管するピットと呼ばれる施設に、ゴミを投棄しようとした収集車が転落する事故が起きた。

収集車はピット奥側の壁面に車体の一部が引っ掛かり、宙吊り状態で停止。転落の危険もあることからこの収集車を運転していた29歳の男性はピット内に飛び降りたが着地に失敗。左足の骨を折る重傷を負った。この事故のために施設は操業を停止。収集車はクレーン車2台を使い、およそ2時間掛けて引き揚げた。

警察では運転していた男性から事故当時の状況を聞いているが、収集車は転落防止用の車止めを乗り越えており、運転ミスが原因と考えられている。

《石田真一》

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