16日夜、神奈川県小田原市内の市道で、乗用車が緩やかな右カーブを曲がりきれずに路外に逸脱。道路左側の民家の外壁や電柱に相次いで衝突し、反動で右側に弾き飛ばされて水田に転落する事故が起きた。この事故で3人が死傷している。
神奈川県警・小田原署によると、事故が起きたのは16日の午後9時30分ごろ。小田原市下大井付近の市道で、24歳の男性の運転する乗用車が緩やかな右カーブを曲がりきれず路外に逸脱。道路左側に立つ民家の塀や電柱に衝突を繰り返した後、右側に弾き飛ばされ、そのまま休耕中の水田に転落した。
衝突を繰り返したことによってクルマは大破し、助手席に同乗していた22歳の男性が頭部強打で即死。運転していた男性が左腕を骨折する重傷。後部座席に乗っていた25歳の男性も頭や腰を打つ重傷を負っている。
警察では著しい速度超過が事故の原因になったものとみて、運転者の回復を待って詳しく事情を聞く方針だ。