電子情報技術産業協会が発表した10月のカーナビゲーションシステム出荷台数は、前年同月比21.3%増の33万9000台と好調に推移した。
カーナビの出荷の内訳は、HDDの通信端末タイプが同97.2%増の14万4000台で、ほぼ倍増した。全体に占める割合でも42.2%となり、初めて4割となった。DVD-ROMタイプは同3.9%減の19万台で、近くHDD・通信端末タイプが主流になるのは確実な情勢だ。
また、同時に発表した車載機器では、カーカラーテレビが同12.8%減の8万7000台、カーCDプレーヤーが同6.0%減の49万3000台と不振だった。カーDVDは同9.2%増の1万7000台と順調だった。