道を塞ぎ、現金を奪う

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14日、大阪府大阪市浪速区内で、道路を塞ぐように停車していたワゴン車に対してクルマのクラクションを鳴らした男性が、このワゴン車から降りてきた2人組の男に刃物などで襲撃され、現金や所持品を奪われる事件が起きた。

大阪府警・浪速署によると、事件が起きたのは14日の午後4時5分ごろ。大阪市浪速区日本橋東付近の市道で、近くの電気街で買い物を終えた33歳の男性が自己所有する乗用車で帰宅しようとしたところ、進路を塞ぐように停車していたワゴン車に行く手を阻まれた。ワゴン車の運転席と助手席には人影が見えたことから、男性はクラクションを数回鳴らした。

ところがこの直後にワゴン車から2人組の男が飛び降りて歩み寄り、窓を開けて対応しようとした男性の顔面を殴打した。さらにこの男は男性の右大腿部を持っていたナイフで切りつけ、助手席に置いてあったナップザックを指差して「それを貸せや」と脅した。別の男が「まだあるやろ?」と財布も要求。男性がこれを差し出すと男たちは「もう用は無い、行け」などと現場から立ち去るように指示したという。

男性は全治10日あまりの軽傷を負っており、警察では強盗致傷事件として捜査を開始している。2人はいずれも30歳代で、身長は約175cm。1人は水色の半袖シャツを。もう1人は白のポロシャツを着用していた。

《石田真一》

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