トヨタ自動車の渡辺捷昭社長と副社長陣による就任後初の記者会見は、ジャケットを着用したものの、全員がノーネクタイのクールビススタイルで行われた。
トヨタは奥田碩会長が、日本経団連会長の立場としてクールビズ推進に取り組んでいることから、新首脳も27日の会見でこれを実践した。
会見に臨んだ8人のうち、渡辺社長をはじめ6人が紺系のジャケットを着用。豊田章男副社長が薄いグレー系の明るいジャケットを着用し、際立った。
豊田副社長は、シャツもホワイト基調のチェックのボタンダウンで決め、40代と最年少らしくセンスの良さと育ちの良さを見せた。
これに対し、渡辺社長はブルーとホワイトのクレリックのシャツを着用。通常のシャツからネクタイを取っただけという、典型的な「即席クールビズ」だった。